勉強会参加:UX なまトーク vol.3 定量と定性の交差点
仕事を避けて避けて...調整したものの、やっと着いたのが20:50という負け組な参加(Д)ノ....
20:45 〜 小川卓さん
21:05 〜 パネルディスカッション(20分)
21:35 〜 交流会
22:30 終了
20:45 〜 小川卓さん
コンセプトダイアログの3つの決まり事
- ユーザーの行動や気持を■と⇒を使って図解
- ユーザー群とそれらを計測するルールを定義する(カスタマージャーニーを作ると、こういうユーザーいたらいいよね、こういう施策あてたらいいよね、までは行くけど、ほったらかしがち。じゃあ、どうしよう?というところまで落とし込みにくいのがよくあるパティーン)
- ユーザーをどうやって、次のステップに進ませるかどうかが肝。ユーザーにどうやって満足or妥協してもらうかのアプローチを考える。
作成する際は、ワークショップ形式で4時間ぐらい。企業の規模に関係なくレクチャーしている。
縦と横のマトリクスに、ユーザの行動と気持ち(こちらはカラーで書くと良さそう)を落としていく。縦軸と横軸の指標は企業ごとに、異なるのでまず初めに考える必要がある。
Step
- サイトには、実はこんなユーザーがいるんだよね!このユーザーはサイトではこういう動きをしているはずだ。この機能を使って、この行動をして・・・と書き出していく(計測用に、GAだとセグメント機能を使って、ユーザーの動きを取れるようにする)月に何人が、作成したユーザーが像にあてはまるか、想定する行動のCVを計測する
- 週1回のレポートに落としこみ、既存のKPIに加えて、該当ユーザの想定CVの遷移を追っていく。結果的には、よりシビヤにはなる。
- ユーザーによって、アクションは異なるため、登録などキーなCVでなく、◯◯ページ閲覧数が、どれだけ変わっているかを見ていく。ユーザーのパターンによる気付き、特徴を元に、さらに促進するための施策を考えていく。
ユーザーにとって大事なのは、会員登録ではなくて、会員登録したあとのメリット!
(資料は後で公開)
関連書籍
コンセプトダイアグラムでわかる [清水式]ビジュアルWeb解析 (Web Professional Books)
- 作者: 清水誠
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2015/03/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (1件) を見る
21:05 〜 パネルディスカッション(20分)
Q. 定量か、定性か?
- メンバの定量派を定性派に、その逆もしかりだが、ワークショップで体感させることが大事。
- クライアントが定性派か定量派か、に関しては、クライアントの中でもその対決があるので、第三者として、仲を取り持ってあげると、話を聞いてもらいやすい。
- 線引をしないこと。いずれもユーザに向き合って、打ち手を見出すのは、同じこと。定量が苦手だったので、逆に定量を突き詰めるようにしてきた。垣根を超えて、共創していくのが大事。
- KPTで振り返っている。施策に関わった人は全員参加。まず、分析結果を発表し、それぞれの体験や定性的な話を求め、その場で議論し、次に何やるかを決めて、打ち合わせを終わるようにしている。←これやりたい
Q. 定量と定性をどうやってまとめていくか
- グループの合体など、部分的に、トップダウンで必要なところもある。
- UXのアプローチは、タスクを増やす活動に見られがち。逆風受けがち。業務時間外を使ってアプローチしていくのがポイントで、熱量をどこまで保てるかが大事...
- 定量も定性もお互いに興味は持っている。お互い小出しにしていくことで、共通点を持ち、仲良くなっていく?!
21:35 〜 交流会
サンドイッチとビール美味しかったです(Д)ノ
ただ、あんまり懇親会としての場の設計はされていなかったように感じます。終わったら、そのまま帰ってる人が大半でした。なんかもったいない。。。
明日からやること
- ユーザのセグメント毎の計測...は現状だと難しそうで、熱量大事!っていうのがすごく身にしみる。でも、『コンセプトダイアグラムでわかる [清水式]ビジュアルWeb解析 (Web Professional Books)』は読みなおして、もう少し体得できるようにしたい。
- GAの集計の自動化!(教わったのは、Analitics Edgeでしたが、Macは未対応...)